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11.FIREは何歳から目指すかで戦略が変わる|20代・30代・40代の現実的な進め方

FIREは何歳から目指すかで戦略が変わる|20代・30代・40代の現実的な進め方

前回の記事では、

FIREのポートフォリオ設計(株式・債券・現金のバランス)

について整理した。

ここまで来ると、次に出てくる疑問はほぼこれだと思う。

自分の年代だと、どう動くのが現実的なんだろう?

ネットやSNSでは、

  • 「20代からFIRE!」
  • 「40代からでもまだ間に合う!」
  • 「いや、そもそも無理!」

みたいに意見が騒がしい。

この記事では、

  • 年齢によって何が違うのか
  • 何を優先すべきか
  • どう進めるのが現実的か

を、20代・30代・40代に分けて整理する。


目次

結論:「年齢=難易度」ではない

若いほど有利。
でも、それは「時間がある」という意味。
年齢=不利 or もう無理 ではない。

むしろ大事なのは、

  • 生活費をどれだけコントロールできるか
  • 無理なく継続できるか
  • 自由度のある設計にできるか

この3つだ。


20代:最大の武器は「時間」

✔ 強み

  • 圧倒的な「時間」という資産
  • 多少の失敗が許される
  • 学びながら修正できる余白が大きい

✔ 弱み

  • 収入がまだ高くない
  • 人生設計が確定していない
  • 結婚・子どもなど変化リスク大

→ 20代のFIRE戦略

  • 固定費のミニマム設計を早めに作る
  • 投資は“早く”始める。ただし無理はしない
  • 収入アップのためのスキル投資

20代は「大成功を狙う世代」ではない。
“勝てる土台”を早く作るのが最適解。


30代:最も「戦略」が問われる世代

30代は、一気に現実味が増してくる世代。

✔ 強み

  • 収入が伸び始める
  • 金融知識も増えてくる
  • 生活設計が見え始める

✔ 弱み

  • 結婚・子ども・住宅など固定費増加リスク
  • 仕事の責任が重くなる
  • 投資判断が感情に引っ張られやすい

→ 30代のFIRE戦略

  • 生活費の「固定化」と「最適化」
  • 収入アップと投資効率の両立
  • 家族との価値観すり合わせ

30代は「狙う」より「整える」。
FIREの土台を完成させるフェーズ。


40代:まだ間に合う。ただし“戦い方”は変わる

40代でFIREを考えると、

「もう遅いかな…」

と思う人は多い。
でもそれは、半分正解で半分間違い。

✔ 強み

  • 収入ピークが近い
  • 家計の現実把握力が高い
  • 無駄遣いが減っている人が多い

✔ 弱み

  • 残された時間はそこまで多くない
  • リスクは取りづらい
  • 老後の現実感が強い

→ 40代のFIRE戦略

  • “フルリタイア型”だけがFIREじゃない
  • セミリタイアを現実的に検討
  • 「働き方の自由度」を優先する戦略

40代のFIREは、
「人生から労働を消す」ことではなく、
「苦しい労働を減らす」方向に舵を切ること。


年齢より大事なこと

  • 生活費をコントロールできるか
  • 無理なく継続できるか
  • 心と家族がついてくるか

僕の感覚

FIREは「年齢勝負」じゃなくて、
“設計勝負”。

早く知った人は「楽」。
遅く知った人は「工夫」。
ただそれだけ。


まとめ

  • 年齢=不利ではない
  • 20代 → 土台づくり
  • 30代 → 整える
  • 40代 → 賢く選ぶ

FIREは競争ではなく、
人生設計の話。


次回予告(第12回)

次回は、

「FIREには批判がつきもの。
その“周囲との価値観ギャップ”をどう受け止めるか?」

というテーマで、
メンタルと社会との付き合い方について整理する予定。

本棚
30代子持ち。夫婦でメーカー勤務。転職1回。FIREしたい。アイコンはタワシさん(https://x.com/tawashi3333)に描いていただきました。
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