FIREは何歳から目指すかで戦略が変わる|20代・30代・40代の現実的な進め方
前回の記事では、
FIREのポートフォリオ設計(株式・債券・現金のバランス)
について整理した。
ここまで来ると、次に出てくる疑問はほぼこれだと思う。
自分の年代だと、どう動くのが現実的なんだろう?
ネットやSNSでは、
- 「20代からFIRE!」
- 「40代からでもまだ間に合う!」
- 「いや、そもそも無理!」
みたいに意見が騒がしい。
この記事では、
- 年齢によって何が違うのか
- 何を優先すべきか
- どう進めるのが現実的か
を、20代・30代・40代に分けて整理する。
結論:「年齢=難易度」ではない
若いほど有利。
でも、それは「時間がある」という意味。
年齢=不利 or もう無理 ではない。
むしろ大事なのは、
- 生活費をどれだけコントロールできるか
- 無理なく継続できるか
- 自由度のある設計にできるか
この3つだ。
20代:最大の武器は「時間」
✔ 強み
- 圧倒的な「時間」という資産
- 多少の失敗が許される
- 学びながら修正できる余白が大きい
✔ 弱み
- 収入がまだ高くない
- 人生設計が確定していない
- 結婚・子どもなど変化リスク大
→ 20代のFIRE戦略
- 固定費のミニマム設計を早めに作る
- 投資は“早く”始める。ただし無理はしない
- 収入アップのためのスキル投資
20代は「大成功を狙う世代」ではない。
“勝てる土台”を早く作るのが最適解。
30代:最も「戦略」が問われる世代
30代は、一気に現実味が増してくる世代。
✔ 強み
- 収入が伸び始める
- 金融知識も増えてくる
- 生活設計が見え始める
✔ 弱み
- 結婚・子ども・住宅など固定費増加リスク
- 仕事の責任が重くなる
- 投資判断が感情に引っ張られやすい
→ 30代のFIRE戦略
- 生活費の「固定化」と「最適化」
- 収入アップと投資効率の両立
- 家族との価値観すり合わせ
30代は「狙う」より「整える」。
FIREの土台を完成させるフェーズ。
40代:まだ間に合う。ただし“戦い方”は変わる
40代でFIREを考えると、
「もう遅いかな…」
と思う人は多い。
でもそれは、半分正解で半分間違い。
✔ 強み
- 収入ピークが近い
- 家計の現実把握力が高い
- 無駄遣いが減っている人が多い
✔ 弱み
- 残された時間はそこまで多くない
- リスクは取りづらい
- 老後の現実感が強い
→ 40代のFIRE戦略
- “フルリタイア型”だけがFIREじゃない
- セミリタイアを現実的に検討
- 「働き方の自由度」を優先する戦略
40代のFIREは、
「人生から労働を消す」ことではなく、
「苦しい労働を減らす」方向に舵を切ること。
年齢より大事なこと
- 生活費をコントロールできるか
- 無理なく継続できるか
- 心と家族がついてくるか
僕の感覚
FIREは「年齢勝負」じゃなくて、
“設計勝負”。
早く知った人は「楽」。
遅く知った人は「工夫」。
ただそれだけ。
まとめ
- 年齢=不利ではない
- 20代 → 土台づくり
- 30代 → 整える
- 40代 → 賢く選ぶ
FIREは競争ではなく、
人生設計の話。
次回予告(第12回)
次回は、
「FIREには批判がつきもの。
その“周囲との価値観ギャップ”をどう受け止めるか?」
というテーマで、
メンタルと社会との付き合い方について整理する予定。
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