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35.FIREと税金・社会保険のリアル|“働き方”で手取りと自由度はこんなに変わる

前回の記事では、

保険をどう考えるか/どこまで保険に頼るか

について整理した。

ここまで来ると、いよいよ避けて通れないテーマに入る。
それが…

「FIRE × 税金・社会保険」の話。

今日は、FIRE後の働き方と税金・社会保険の関係を、
やさしく・ざっくり整理していく。


目次

結論:FIREは「働く/働かない」の二択じゃない

税金と社会保険の設計で、
自由度は大きく変わる。


FIRE後の収入は大きく3パターン

① 完全リタイア型

  • 仕事収入なし
  • 資産取り崩し+配当中心

② ちょっと働く型(セミリタイア)

  • 週3勤務
  • 副業
  • 好きな仕事だけ選ぶスタイル

③ わりと働くけど負荷は下げる型

  • 時短勤務
  • 仕事量セーブ
  • 「収入より自由」重視

税金は「働く量」でコントロールできる

FIRE後の税金は、

  • 給与所得
  • 事業所得
  • 配当・譲渡益

これらの組み合わせで決まる。

「年収いくらが正解?」ではなく、
「必要な手取りから逆算」がFIRE的。


社会保険はFIREにめちゃくちゃ影響する

税金以上に無視できないのが、

  • 健康保険
  • 年金
  • 国保 or 会社の保険

働かなくなる=支出が減る、ではない。
むしろ「固定費としての保険料」が重くなるケースも普通にある。


FIRE後の3つの現実的な選択肢

① 完全退職 → 国保 & 国民年金

シンプルだけど固定負担はそれなり。

② 配偶者の扶養に入る

条件が合えばかなり強い選択肢。

③ 週3くらい働いて社会保険に残る

かなり現実的で心理的にも楽な人が多い。

完全リタイア=ゴールではない。
働き方でFIREはもっと自由になる。


大事な視点

  • 税金は「悪」ではない
  • 過度な節税に振り回されない
  • 社会保険は安心の柱
  • “ちょうどいい働き方”が最強

よくある落とし穴

  • 税金を気にしすぎて人生を縮める
  • 社会保険を軽視して後から不安に
  • 「0か100」で極端思考になる

僕の感覚

FIREは「働かない人生」を作る話じゃない。
心地よく働ける人生を作る話。

税金や社会保険も、知りつつ、縛られすぎない。
安心 × 自由のバランスが大事。


まとめ

  • FIREは働く/働かないの二択じゃない
  • 税金は設計の一部
  • 社会保険は安心の柱
  • 完全リタイアだけが正解じゃない

次回は「FIRE後の働く意味の再設計」をテーマに、
「なぜ働くのか?」「どう働くと幸せか?」を整理していく予定。

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30代子持ち。夫婦でメーカー勤務。転職1回。FIREしたい。アイコンはタワシさん(https://x.com/tawashi3333)に描いていただきました。
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