前回の記事では、
子どもの教育費とFIREの両立
について整理した。
家族・将来設計を考えると、避けて通れないのが住宅の話。
持ち家と賃貸、どっちがいい?
住宅ローンがあってもFIREできる?
地方移住はアリ?
今日は、FIRE目線で住宅をどう捉えるかを整理する。
目次
結論:「住居は“コスパ”より“自由度”で考える」
住宅は「資産になるか?」より、
その家が自由度を奪うか・支えてくれるかで考えた方が現実的。
- 住居コストが重すぎないこと
- 住み替え自由度をどう持つか
- 家が「呪い」にならないか
この3つが軸になる。
持ち家のメリット・デメリット(FIRE視点)
✔ メリット
- 一生の住まいが確保される安心感
- 老後の住居リスクが低い
- 売却・賃貸という選択肢がある場合も
❌ 現実
- 固定資産税・修繕費
- 場所に縛られる
- 「家のために働く」構造になりやすい
賃貸のメリット・デメリット(FIRE視点)
✔ メリット
- 住み替え自由
- 修繕リスクを抱えない
- 収入に合わせて住居コストを調整できる
❌ 現実
- 家賃は一生発生
- 老後に借りにくい問題
ただ、
「柔軟にコストを下げられる」=FIREではかなり強い。
住宅ローン × FIREは「悪」ではない
住宅ローンがある=FIRE不可能、ではない。
問題なのは、
- 返済負担が重すぎるか
- 返済が人生の支配者になっていないか
- 何かあったときの出口がないか
ここがクリアされていれば「ローンありFIRE」は現実的。
地方移住FIREのリアル
✔ メリット
- 住宅費・生活費が下がる
- 自然・環境が豊か
❌ 課題
- 仕事・医療・教育・交通の現実
- 人間関係という「別のコスト」
生活費が安い=幸せ、ではない。
FIRE × 住宅で大事な3つの問い
① 自由度をくれる家か?奪う家か?
② 安心か?重荷か?
③ 長期戦に耐えられる住居コストか?
FIREは「最強の人生」ではなく、「壊れにくい人生」の設計。
僕の感覚
持ち家 vs 賃貸は勝ち負けではなく、
「どんな人生を送りたいか」の話。
家が「安心」をくれるなら素敵。
家が「鎖」になるなら危険。
まとめ
- 住宅は数字だけじゃなく「自由度」で考える
- ローン=悪ではないが、重荷すぎると危険
- 賃貸の柔軟性はFIREで強い武器
- 地方移住はコストだけでなく“生活の現実”込みで判断
次回は、「保険 × FIRE」をテーマに、
生命保険・医療保険・就業不能・学資保険をFIRE目線で整理していく予定。
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