会社の研修でVBAをかじったことをきっかけに、自分でもググったりしてVBAの勉強を進めています。
最近は仕事中にexcelでマクロを組んで遊んでいます。今まで15分くらいかけて行っていた入力作業が3秒で終わるので、とても楽だし面白い。
そして新しいスキルを身につけること自体が楽しいですね。— ぴかけん (@pikaken10) 2019年4月3日
僕はメーカー勤務で、会社ではExcelを使って工場のデータとかお客さんのデータとかを扱っています。
そんな中で、Excelの作業スキル自体を上げることの限界を感じ始めて、会社の講習でVBA講座をとったのですが、これが僕の中で大当たりでした。
VBAを学んだことによる作業効率化を年に200時間と試算したのですが、もしあと1年早くVBAを勉強してれば、と考えると既に200時間を無駄なエクセル作業で失ったわけで、時間の尊さを感じますね。
— ぴかけん (@pikaken10) 2019年4月3日
毎日毎日のExcel作業を自動化するだけで、すでに毎日30分間くらいの時間短縮になってます。
今後も作業の自動化で改善を進めれば、毎日1時間くらいの短縮はあっという間にできてしまいそうで、これまでに失った時間の長さに気が遠くなるようです。
しかし、過ぎてしまった時間を悔やんでもしょうがないので、これからの時間を有効活用すべく、VBAの勉強を進めています。
そこで、VBAの勉強を始めてよかったことを、学び始めてまだ2か月の僕が語りたいと思います。
作業量が減るので気が楽
VBAで作ったマクロはそもそもExcelの手作業を自動化させてくれる機能です。
手作業が減らせるようになると、忙しい時間帯に作業をする精神的負担を減らしてくれます。
決められた時間までに必要な作業があるのに、急ぎの電話がかかってきたりして、ばたばたすることがありますが、自動化しておけばそのような不安とは無縁になります。
仕事が早くて確実になる
VBAを使えば圧倒的に仕事が早くなります。
例えば僕が毎日やっていた作業の一つは次のようなものです。
・前日の各種実績データファイルをダウンロード
・それぞれのファイルを少しずつ加工(日付の表記を変更したり、数式を挿入したり)
・それぞれのファイルでピボットテーブル
・それぞれのファイルからまとめファイルにコピペで転記作業を繰り返す
この作業自体には何の意味もありませんが、毎日15分程度かかっており、しかも朝の忙しい時間帯にやる必要があり、非常に負担に思っていました。
しかし今では、データダウンロード以外は全て自動化してしまい、ダウンロード以外は10秒もあれば転記まで終えられるようになりました。
しかもコードさえしっかり書いておけば、作業中に間違うことはありませんので、作業ミスのチェックも不要になりました。
そして、肝心な集計後のデータ分析にしっかり取り組めるようになったのです。
このような作業を見つけて、積み重ねていくことで無駄な作業が少なくなり、本当に必要なことに頭を使えるようになります。
コードを書いていたら「なんかすごい」という目で見られる
僕は一応いわゆる大企業で働いているのですが、VBAでコードを書いてマクロを組んでいる人は周りにはほとんどいません。
体感的には100人中2~3人でしょうか。
ですので、コードを自分で書いているだけで、「なんかすごいことやってるね」とか「賢そう」とか言われます。
正直、初歩の初歩みたいなコードしか書いていませんが、それでも知らない人からみたら、得体のしれないものに見えますよね。
無関心の人は居ても、バカにされたり、けなされたりすることはほとんどなく、基本的にはみんな褒めてくれるので正直気分はいいです。笑
会社でヒーロー扱いされる
自分の作業をあらかた自動化してくると時間が余ってくるので、その時間分を人の作業の改善に充てています。
・作業手順のヒアリング
・作業手順の書き出し
・コードに書く場合のイメージづくり
・コード作成
・同僚にマクロファイルの納品
という手順で人の作業も自動化しています。
すると、今まで作業が面倒でたまらなかった人が、ボタン一つで作業が終わるようになり、めちゃくちゃ喜んでくれました。
その様子を見ていた他の同僚が、
「自分もマクロ作ってほしいファイルがあるんだけど…」
と作業依頼を持ち込んできてくるようになり、さながら繁盛店のようになっています。
人によってはヒーローのように扱ってくれて、御礼にお菓子をくれたり代わりの仕事を引き受けてくれたりと、お返しまでしてくれました。
改善意欲が湧いてくる
このように、自分の作業を自動化して仕事の高速化と質向上を図り、同僚の仕事の改善まで行っていくと、どんどんと改善意欲が湧いてきます。
作業の改善だけでなく、業務全体を見てプロセスのなかに無駄がないか、もっとよくできないかと考えるようになり、アイディアが湧き出てきます。
改善を繰り返していると周りからの評価も上がり、さらなる好循環を生みます。
より大きな仕事や重要な仕事を任されるようになるかもしれません。
会社の机で勉強していても許される
自己啓発の本やほかの勉強の本はなんとなく業務中や仕事終わりに会社の机で読むのはためらわれるのは僕だけでしょうか。
その点、VBAの本を参照したり、ググったりすることはそれ自体が業務の改善に直結するため、文句を言う人はほとんどいません。
なので、ぼくはよく堂々と会社の机にVBAの本を開いて業務中に勉強したりしています。
こうすると、やりたい自動化のやり方を探したりと目的がはっきりしているので、VBAの勉強も効率的になります。
また、すでにVBAによって時間短縮を図りその余剰時間で勉強しているため、さらにスキルアップし、加速度的に業務効率化が進みます。
これほどスキルと成果のサイクルが早く回る勉強も他にないのではないでしょうか。
さて、これまで6つのメリットを見てきました。
これからさらにスキルアップし、VBAの能力アップに加え、他の言語にも挑戦していきたいと思います。
ありがとうございました。
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