なんだか物騒なタイトルですね。
僕のモラハラ上司からかけられた発言を受けて、部下や後輩への接し方を考えようという内容です。
結論としては、
「上司としての領域と、友人としての領域はわきまえよう」
です。
案外これが難しいみたい。
それではいきます!
岡山ー東京で遠距離婚中の僕
現状の僕の置かれている状況
・岡山で勤務中
・数年スパンで全国転勤あり
・遠距離恋愛を実らせ結婚、現在も遠距離婚中
・妻は東京で働き中
・僕は毎年の人事面談で東京への異動希望提出
・しかし人事配置上、すぐの異動は難しそうだなと薄々気づいてる
と、こんな感じの生活です。
社員の構成上すぐには異動できそうにないな、という諦めもありますが、毎年懲りずに上司には異動の希望を出しています。
そんななか、今年度も恒例の上司との人事面談がありました。
面談の前半で、仕事の目標達成度や評価、今後の業務目標などについて、堅い話をします。
それが一通り終わったら、生活面や今後の希望部署についての話です。
そこで事件が起きました。
「奥さんにこっちに来てもらったら?」事件
上司のこの言葉を聞いて、僕は理解が追い付きませんでした。
場所は僕の会社の人事面談。
相手は僕の直属の上司。人事権あり。
妻の会社については当然ほとんど知らない状態。
そんな人が、なんで僕の奥さんの仕事や生活について口を出すのか、理解できなかったのです。
この衝撃伝わるでしょうか。
だんだんと怒りがこみ上げてきました。
人事面談の場は、あくまで生活上の問題点がないか、本人の希望があるかを聞いて、次の人事配置に生かす場だと思っています。
ただ、それが形骸化していて、本人の希望はあまり通らないのが実態なのは理解しているつもりです。
しかし、僕のモラハラ上司は僕の希望はさらっと流した挙句、言うに事欠いて妻の仕事について口出ししたのです。
僕は人事面談の場で話していいのは、「上司のコントロールや意思が及ぶ場所」のみであると考えています。
業務上の評価のための情報や、職場環境について、人事絡みの話は多いにすべきでしょう。
しかし、家族の仕事や、家族の生活スタイルについては、それぞれの考えを尊重するべきです。
何より、部下を異動させるのが面倒だから、そっちで勝手にやってくれ~という上司の姿勢が見え見えでがっかりしてしまいました。
モラハラ上司に学ぶ部下や後輩への接し方
是非、部下を持つ方や、後輩を持つ方に心に留めておいていただきたいことをまとめました。
自分では若いと思っても下の人はそう思っていない
若いと思っているのは自分だけ。
若い人ほど過ごした年数が少ない分1年の価値が重いから、上からみる10歳差と下から見る10歳差は天と地の差。
僕も指導している後輩は5個下なので、気を付けなければと思います。
(距離縮めてるつもりで、ついつい気を使わせがち)
自分の感覚がアップデートされてるかチェック
自分が若いころの価値観を、下の世代に当てはめていませんか?
俺が新入社員のころは、とかつい言っちゃいますが、環境も周りの人間も違うので、ただの自己満足になりかねません。
もはやテレビを見ていても感覚古いなーと思っちゃうくらいなので、本なりネットなり、いろんな媒体から情報を得ていくことは大事ですね。
自分が踏み込んでいい領域をわきまえる
特に上司と部下の関係は対等にはなりえません。
アンバランスな力関係のもとでは、一方がもう一方の領域に踏み込みすぎる場合があります。
今回僕は上司から言われた言葉で、家庭に土足で踏み込まれたような感覚を得ました。
上司は雑談程度に家庭の話をしたかっただけかもしれません。
しかし、これは受け手がどう感じるかの問題です。
少なくとも、僕の上司が、自分の領域に踏み込んでほしくない相手であることは間違いないです。
同じように、身近な後輩は実は自分との関係に線を引いているかもしれません。
特に上下関係がある場合は、線の見分け方が難しいです。
部下や後輩にこそ丁寧に接することが大事だと思います。
(僕は極端なことが好きなので、後輩にもさん付けで呼ぶようになりました。
後輩からは丁寧すぎて気持ち悪いとか、距離感を感じる、とか言われて、完全に逆効果でしたが…。)
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