ITパスポート合格体験記

ITパスポートに受かったので、記録として残しておきたい。受験の際のご参考になれば嬉しい。

目次

勉強前の状態;文系初学者

経営系の学部卒、大卒社会人数年目で、ぼんやりITに詳しくなれたらと思い受験を決めた。

会社の実務でExcelを使用。VBAでプログラミングして自分用のツールを作ったりしてる。

仕事でシステム会社の人と打ち合わせをしたり、ユーザー側でシステム導入したりしてたので、実務の流れは多少わかってた。

そんな感じなので、自分は文系独学だったが、比較的スムーズに勉強できたと思う。

ITパスポートの3分野のうち、ストラテジ系とマネジメント系は大学で勉強したことや社会人生活で勝手に身についたことで解けた。VBAでプログラミングの真似事をしていたので、3分野のうち残るテクノロジ系も理解しやすいところが多かった。

逆にプログラミングしたこともない、Excelなどの表計算ソフトやデータベースもあんまり使ったことない、仕事の経験もない学生さんとかだと、最初は手こずるかもなぁと思う。

問題慣れしたら、こんなもんか、ってあっけなく思うけどね。

おすすめテキスト

テキストはネットで高評価だったキタミ式を使用。本屋で他のテキストと比べてもみたけど、文系初学者にとっては1番とっつきやすいと思った。

特にテクノロジ系の説明は、他の本ではイメージがわかなかったが、キタミ式は絵ごと覚えられる。

分厚いけどイラストが多いので、気後れせずに使ってみるといいと思う。

問題集については買う必要は全く無い。

ネット上にタダで使える過去問集があるからだ。しかも詳細な解説付き。

とにかく最初から最後までここを使い倒しておけばいいと思う。こんなに素晴らしいサイトは他に無い。

ちなみにITパスポートやその上位試験の基本情報技術者試験では過去問がめちゃくちゃ重要となっている。

形式や論点が似てる問題が多いうえに、過去問がそっくりそのまま出ることも多いためだ。

勉強方法

テキスト1冊と過去問だけやった。これだけで十分だと思う。

まず、過去問を20〜30問実際に解いた。

なんも勉強してなくても、常識と国語で解ける問題が2割くらいあったと思う。

解けない問題については全く気にしない。出題のされ方とかレベル感を掴んでおく。

30分程度。

次に、テキスト1周ざっと読んで全体感を掴む。

テキストはキタミ式。

この時は各節ごとにある練習問題は解かず、説明部分だけ読んだ。ここは時間をかけない。

500ページ程度のテキストだが、問題は飛ばして、分からないところもざっと読んでるので、計4時間くらい。

テキスト2周目+分野別の過去問をやる。 ※最重要

同じテキストを今度は全部理解するつもりできちんと読んでいく。練習問題も全て解く。

1章終わるごとに、過去問道場で対応する過去問を解く。10〜20問くらいずつ解いておけば、その分野の知識と問題がある程度頭に馴染んでくる。

ここがメインの勉強だった。15時間くらい。

テキスト1周目で大体理解できてたところは、いきなり練習問題と過去問に入ってもよい。分からない問題は都度テキストに戻ればよいと思う。

過去問で知識定着+復習をする。

実力的には前のテキスト+分野別過去問でほぼ完成されたが、試験慣れの意味も込めて、過去問を6回分くらい解いた。計10時間。

過去問道場では毎回8割くらい取れてたので、合格は間違いないだろう(ITパスポートの合格点は6割)と思ってたが、次に受けるつもりの基本情報技術者試験を受けるために9割超を目指してどんどん解いていた。

勉強の総合計時間は40時間くらいだと思う。

4月途中から勉強を始めて7月末の試験を受けたので3ヶ月半かかったが、過去問演習以外はGWに終わっていた。

GWの後、コロナの影響で試験に行きづらく、2ヶ月ほどほとんど何もやらなかった。

さすがにそろそろ試験受けに行こうと思い、試験予約して一気に過去問を解いて復習した、という感じ。

試験結果

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2020年7月にCBT方式で試験を受け、無事合格。

目標の9割にはギリ到達しなかったが、及第点とする。

反省点としては、試験を受けに行くのが面倒で先延ばしにしてしまったこと。

さっさと1ヶ月くらい先の試験予約をして、それに向けて短期集中でやるべきと思った。

決して取得のためにダラダラ長期間勉強するような資格では無い。

ぴかけん
夫婦でメーカー勤務。Tier1工場⇒Tier1本社への転職経験有り。
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